【アメリカで13キロ痩せた】海外留学中に摂食障害になり強制送還されそうになった話【2】

留学

 私の摂食障害についての記事の続きです。

前回の記事では圧倒的栄養不足で歩くのもままならないほど痩せた、というところまで書きました。日常生活に支障が出ても、自分では「そんなに痩せていないでしょ」と思うので痩せ願望・痩せ信仰の力はすごいですね。ようやく私が自分の体型にショックを受けたのは、あるイベントで写真を撮られたときです。

・頬が痩せこけている

・目がぎょろっといている

・手は「骨」という感じ、かさかさ

・肌はかさかさ

・足は枯れ枝みたい

 

まさかここまでとは…と驚きました。ちなみにここまで運動は一切していません。せいぜい大学の寮と授業のある建物の往復ぐらいです。

 

 

「基準」がない恐怖、不安

 

私がこんなになるまで食事を制限し続けたのは、体型の維持(やせ細りましたが)の他に、体重を絶対に増やしたくなかったからです。

・チーズたっぷりのピザ

・ハンバーガー

・油に浸された肉や野菜

・アイシングされたケーキ

 

これらを毎日目にするだけで太るのではないか、と怯えるくらいですから、もちろん体重なんて増えたらこの世の終わりです。友達が食後に「デザートにクッキー食べよう」「アイスクリーム取ってこよう」なんて言っていると、「そうやって太っていくんだ、私は絶対に食べないし太らない。帰国する時見ておれ!」と謎の闘志を燃やしていました。(実際はのほほんと水を飲んでいました)しかし私は体重計を持っておらず、今自分が何キロなのか、太ったのか減ったのか全くわかりませんでした。「数字」という目に見える(体型は置いておきます)指標がないのでどれだけ食べれば体重にどれくらい反映されるのか分からず、その恐怖で食事を摂ることが怖くなっていました。

 

体重、計ろう

 

そんな時、友達から「大学のジムに行けば体重計あるよ」と素敵な情報を聞きました。

私はさっそく放課後ジムへ行き、そそそっと体重計に乗りました。セーター、ジーンズ、上下ヒートテックの下着という真冬の格好で、トレーニングしているマッチョの方々に混じり明らかに浮いていました。しかし私のがりがりの身体を見せるほうが恥ずかしいのでそのまま体重計に。

出てきた数値はアメリカなのでlbs 表記。その場でkg に計算しました。すると、その数値は渡米前、私が健康的に過ごしていたころよりも13キロも減っていたのです。2回ほど計算し直しましたが結果は同じ。この数字は小学生以来か… と冷静に考える一方で、その軽さに恐怖を覚えました。

 

体重 vs 食事

 

自分の体重を認識した今、「もっと食べなくては」と思い始めました。とはいえすぐに量を増やすのは難しく、朝は基本的に食べず、昼と夜の量を自分の抵抗が少ない範囲で増やすことにしました。胃が小さくなっているせいですぐにお腹いっぱいになるのもありますが、たくさん食べることへの罪悪感や、それによる体重増加に対する恐怖もありました。

口にするのが怖かったのはパンやクッキーなどの小麦粉、白砂糖を使ったものです。もともとお菓子が大好きで食べだすと止まらない癖があり、アメリカに来た時から一切口にしていませんでした。だから一度でも食べるとまた食べ続けてしまうだろうという不安があったのです。量を増やしたとはいえ増えたのはカロリーの低い野菜とかろうじて魚。肉は油まみれだし大きくて食べにくいので全く食べませんでした。お肉は週に6~7日、魚は週に1日出れば良い方でした。魚は主にサーモンが出ていたのですが、サーモンは私にとってごちそうでした。たまにしか食べられない貴重さと、脂質の多いギルティ―な食べ物として。

 

あなた、拒食症よ

 

私なりに食事に気を使ってなんとか身体を少しでも元に戻そうとしていましたが、そう簡単にはいかず。新年が過ぎ少し経ったころ、アルバイトをしたいと留学生のアドバイザーに相談に行くと、その仕事をするには健康診断書が必要ということなので、大学内のヘルスセンターへ行きました。

すぐに血液検査やらなんやらと簡単な問診があったのですが、「あなた、どこからどう見ても拒食症よ」と告げられました。

私は「ふーん、拒食症か。とりあえず健康診断書ちょうだい(アルバイトしたいから)」とあまり深く考えずにいましたが、ナースの深刻な表情を見て「これはやばいかも」と悟りました。そしてすぐさま次の診断とカウンセリングの予約を入れられました。この時はまだ健康診断書を諦めていませんでした。アメリカでどうしても働きたかったので… (留学生は大学内だと決められた労働時間内であればアルバイトが許されています)

 

ヘルスセンター通い、始まる

 

私は毎週ヘルスセンターへ行きナースの診断とカウンセラーとの面談をするようになりました。ナースは食事内容、便通確認、体重測定をし、簡単な会話をして終了。その後にカウンセラーと30分程度面談という流れでした。

 

 

ナースとカウンセラーは常に同じ人が担当してくれていたのですが、だんだんと不信感のような、「私にはこの人たち合ってないな」と思い始めたことは次の記事に書こうと思います。

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コメント

  1. […] 前回の続きです。 […]

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