【アメリカで13キロ痩せた】海外留学中に摂食障害になり強制送還されそうになった話【1】

留学

わたしはアメリカの大学に通っていましたが、そこで摂食障害と診断されました。摂食障害とは厚生労働省によると、

 

食行動の異常は、食事をとりたがらない「拒食」、逆に極端に大量の食物をとる「過食」に大別できます。

 

 

 

拒食症で食べ物を制限した反動から過食症へ移る人が多いと聞きますが、私もどちらの症状も経験しました。

この記事では私が摂食障害になった経緯、その間の大学生活、現在の様子をシェアします。アスリートや痩せ願望(細身信仰?)の多い日本人に多い症状であるためすぐ隣に悩んでいる方がいるかもしれないですし、自分で経験した方もいると思います。

感想は人それぞれなので、一当事者の経験として読んでいただけると嬉しいです。

 

 

食べ物を制限し始めた

 

アメリカに来た当初、私はFreshman 15 におびえていました。Freshmanとは一年生、15は15lbs を指し、アメリカの大学一年生は一年間で15 lbs, つまり約7kg太るという意味です。全員そうなるわけではありませんが、親から離れての暮らしや慣れない環境でのストレスで食べたいものを好きなだけ食べてしまう結果、太る人が多いということです。

おまけにアメリカの食事のイメージといえばパスタ、チーズ、ピザ…  炭水化物糖質脂質祭り。

こんな生活で太ったら親や友達に絶対「アメリカに留学すると皆太るよね」なんて言われかねない、絶対太らない、いやむしろ痩せて帰ってきてやる、と食事に対し謎の闘志むき出しでした。

そしていざ渡米。食事は全て大学の食堂でとるのですが、サラダバーがあったことにほっとしました。アメリカ、野菜食べるんだ、と小さな驚き。

しかしピザやパスタ、サンドイッチはもちろん、アイスクリーム、握りこぶし大のマフィン、ケーキやワッフル、そのトッピングのホイップクリームやチョコレートソースも常備と、「ザ・アメリカン」な食事も抜かりありません。あまりにも予想を上回る高カロリー食の集まりに楽しくなって写真を撮ったほどです。

しかし自分の食事となると、これらの「高カロリー軍団」には一歩も近づきませんでした。

私の一日の食事の例です:

 

例1

朝:白湯

昼:サーモン、ミニトマト3個、レタス、ほうれん草

夜:ミニトマト3個、レタス、ほうれん草、きゅうり3切れ

 

例2

朝:メロン5切れ、ヨーグルト少し

昼:レタス、きゅうり3切れ、ほうれん草、ポテトサラダ少し

夜:レタス、ミニトマト3個、ブロッコリー5切れ、豆10粒

 

決まりは

・ドレッシングは使わない

・ポテトサラダなど味のついたものは3口分くらいだけ

・肉は食べない(アメリカサイズで大きかったのと、油まみれだったので)

・魚はたべてよい

・飲み物は白湯または水

・小麦粉製品は食べない(パンなど)

・お菓子は食べない(チョコレート、クッキー、ケーキなど)

・野菜は基本的にサラダバーにある生野菜

・糖質気にする(じゃがいもやにんじん、かぼちゃなどは毎日食べない)

・タンパク質摂取=豆から

・口が寂しい時は白湯を飲む

 

といった自分で作ったルールに従っていました。多くの学生が利用するため簡単に仕上がるオーブンで調理されたものが多かったのですが、そうなるとチキンも野菜もオイル漬け?オイル煮?のようにぎとぎとで見るだけで太ってしまいそうだと思っていました。

だから私が安心して食べられるのはサラダバーにある生野菜くらいでした。

そしてその生野菜も全て3~5口程度で終わる量、ドレッシングなど何もかけずに食べていました。それだけだと物足りないので、時々ポテトサラダのようなあらかじめ味付けされたものも食べていましたが、それでも糖質やカロリーを気にしていました。

 

 

少し痩せた?

 

渡米して二か月ほど経ったころに、ずっと履いていたジーンズが少し緩くなっていることに気がつきました。しかし私は洗濯して生地が伸びたのかな、くらいに思っていました。

その頃も食事には厳しくて、いくらカロリーを制限しても何か食べるたびにどんどん私の顔はむくんで足も太り、酷い身体になっているのではないかと錯覚していました。食べたものを記録しては食べ過ぎたと反省する毎日でした。

そして同じ時期に入学した友達から「痩せた?」と聞かれるようになりました。私は心の底から、本当に、一ミリも自分のことを痩せたなんて思っていなくて、「むしろ友達のほうが太ったから私が痩せて見えるのではないか」と思っていました。

 

越冬

 

そして12月。このころ私は明らかに自分でもわかるくらいやせ細り、体力もなくなっていました。身体に表れた症状は、

・肌ががさがさ

・顔の筋肉がなさすぎて上手く笑えない

・髪が抜ける

・髪がばさばさ

・足が骨、脂肪と筋肉皆無

・階段上がるのつらい

・早く歩けない、走るなんて無理

 

全てたんぱく質不足のせいですね。私の食事は圧倒的にすべての栄養が足りていませんでした。食事で栄養が補えないので体にもとからあった筋肉やら脂肪やらを使い果たしてしまった結果、身体がぼろぼろになっていました。

ジーンズの下にユニクロのヒートテックのタイツを履いてもジーンズはゆるゆるだし寒い、脂肪がないから座るときには椅子の上にひざ掛けを敷いてクッション代わりに、など生活にもさまざまな弊害がありました。

 

長くなりそうなので次の記事に続きます。

 

参照(厚生労働省):

摂食障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省
こころの病気といっても、種類も症状も様々。病名をつける方法は体の病気とは考え方が異なり、主に症状や持続期間、生活上の支障などから診断名をつけます。

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コメント

  1. […] 前回の記事では圧倒的栄養不足で歩くのもままならないほど痩せた、というところまで書きました。日常生活に支障が出ても、自分では「そんなに痩せていないでしょ」と思うので痩せ […]

  2. […] アメリカ留学拒食症編【1】 […]

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