【ニューヨーク・アメリカ留学】大学を選んだ決め手【少人数・地域密着】

留学

私はアメリカの田舎にある小さな大学に進学しました。周辺の様子は、

・若者向けの遊ぶ場所、大きめの隣町へ行くには車で30分

・地下鉄、電車ない

・車で10分程度の場所へ行けるようなバスなし(大きめの都市間を移動するものだけ)

・大型のショッピングセンターが一つ、小さめのスーパー(規模はコンビニくらい)が一つ

・学生や地元の方で常に満席のかわいいカフェが一つ

・キャンパスには野生の鹿、リスが来る

 

車がないと遠出できない、遊べる場所が少ない(クラブなど)はアメリカあるあるなのか田舎あるあるなのか…

こじんまりとした素敵な町ですが、大学で缶詰め状態になってリフレッシュのために散歩に出かけても歩道が少なく、探検のし甲斐がないので大学内だろうと外だろうと閉鎖的で息が詰まってしまうことがありました。

逆にいえば誘惑が少なくて勉強に集中できるといったメリットもあります。

 

ネガティブなことばかりあげてしまいましたが、今回は私が卒業して改めて感じた、この大学を選んでよかったことを紹介しようと思います。

アメリカの大学の雰囲気や大学選びで注目する点の参考になれば嬉しいです。

 

 

教授と学生の距離が近い

 

全校生徒は3000人を少し超えるくらい、Student-Faculty  の割合は 15:1 です。クラスでも学生数が30人を超えることはほとんどなく、私が経験した最小のクラスは学生が7人でした。

教授は2回目の授業までにほぼ生徒の顔と名前を一致させているので毎回私はその早さに驚いています。廊下ですれ違う時や授業中に当てるときも必ず名前を呼んでくれます。自分のことをしっかり認識してくれていると感じますし、気にかけてくれているのはすごく嬉しいです。

 

各教授は同じ専攻を担当する教授と建物や部屋をシェアしながら自分のオフィスを持っています。また教授はドアに自分の担当する授業とoffice hour の時間帯を貼りだしてくれています。Office hour というのは、生徒が自由に教授の部屋を訪れ、課題や授業内容について質問、相談できる時間です。Office hour 以外の時間だと部屋にいないことや、appointmentを取らないと会えないことが多いです。

私は歴史の授業でエッセイを書く際に組み立てや方向性についてアドバイスをもらうために通いつめていました。その授業は二人の教授が一緒に受け持っていたのですが、月曜日は教授A, 火曜日は教授B, 水曜日は教授A, 木曜日は教授B, と直しては持っていき、また直しては見てもらい…と会っていました。こんなに通うといいかげんめんどくさがられるのではないかと不安で、「何回もごめんなさい」と言うと、「何言ってるの、今はoffice hour なんだからあなたのための時間よ!」と快くチェックしてくれました。

努力する生徒はいつでもウェルカム、その頑張りをいつでも応援してくれ助けてくれた教授には感謝してもしきれません。

 

 

ライティングセンター

 

大学にはエッセイやその他課題の文法や言葉選びを添削してくれるライティングセンターがあります。事前に希望するtutor(添削してくれる人)と時間帯を予約し、当日間に合うようにいきます。英語がネイティブの人は週1回利用できますが、留学生は週2回まで利用できます。

ライティングセンターに行くと、tutor はいつも「予約であなたの名前を見つけてからずっとわくわくしていたの」「あなたのエッセイを読むのがいつも楽しみ」とすごくポジティブな言葉をかけてくれます。また添削中も、「語彙がどんどん増えているね」「この表現は君らしくていいね」「この単語にしたらもっと良くなるよ」と褒めに褒めちぎってくれます。アメリカに来る前は「私のエッセイは組み立ても語彙もぼろぼろだ」「せめて文法だけでもまともにして意味が分かるくらいにはしてもらおう」と考えていたほど全く自分の文章に自信がありませんでした。しかしtutorは私の文章をけなすことは決してなく、良いところを見つけては褒め、さらにもっと良くなるように「私はこうしたら良いと思うんだけど、あなたはどう思う?」と提案し、選択の余地を与えてくれます。人に自分の文章を読まれるのが恥ずかしい、下手くそな文章でばかにされてしまう、とびくびくしていた私はこの「褒め攻撃」に見事やられ、少しずつ自分のエッセイに対して肯定感と自信がついていきました。

小さな大学だからなのかは分かりませんが、テスト前など学生が殺到する期間以外は比較的希望日時に予約が取れること、一人一人の才能や個性、向上した点を見つけて褒めて伸ばしてくれるところは素晴らしいなと思います。

 

 

目立つチャンスが簡単に手に入る、たくさんある

 

小さい大学なので部活やその他団体の幹部になるチャンスが割と簡単に手に入ります。私も複数の団体で書記や代表 (部長ではなく、クラブの代表として毎週大学内の全団体が集まる会議に出席する)になりました。各クラブの人数がそれほど多くない(100人規模などありえない)ことや、クラブに真面目に出席し貢献していれば幹部になるのは難しくないと思います。そのうえ履歴書などでしっかりリーダーシップとしてアピールできます。

 

 

地域に密着したボランティア活動

 

アメリカではcommunity service といい、ボランティア活動が盛んに行われています。うちの大学では、大学内のイベントに近所の方を招待したり、近所で行われるイベントに参加しています。例えば、

・Cancer survivorとその家族が中心に集まり、がんについて関心を高め、がん研究の募金集めのイベント

・自殺についての関心を高め、できるだけ多くの命を高めるためのイベント

・Saint Patrick’s Day のパレード参加

・教会でランチを振舞い、貧しい人々や災害に遭った方への寄付を募る

・大学内での植樹

・クリスマス

・ バレンタイン

・幼稚園でイベント計画

 

などです。これらは私が参加したイベントのごく一部で、ボランティアは年間通して大小たくさん募集があります。こちらの記事にも書きましたが、大学に近所の方や教授が家族を連れてきたり、学生が近所のコミュニティーへお邪魔することで、大学 – 地域 の関係がより濃くなります。町を歩いている時や大学の食堂で夕食を食べている時に声をかけてくれると、大学だけでなく地域にも居場所ができたと感じ、より町に愛着が湧きます。

 

 

小さな大学、小さな町ですが、だからこそ良いことがたくさんあり、恵まれた環境であったと感じます。下見なしで情報は大学のホームページから得たものだけで飛び込みましたが、選んでよかったと思える学校でした。

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