【アメリカの大学で寮生活】食事・部屋・ルームメート事情

留学

私はアメリカのニューヨーク州の大学で寮生活していました。この記事ではメリット、デメリット含めて寮についてお話します。ここで説明する寮とは、大学の敷地内にある大学が所有する学生寮のことで、全国どの寮にもあてはまるわけではないので一つの例として読んでいただけると嬉しいです。

 

メリット

  • 移動が少ない

私の大学はこじんまりとした小さな大学で、寮から一番離れた授業のある建物までも徒歩5分です。途中には食堂、図書館、ジム、売店などがあります。授業前に図書館でエッセイをささっと印刷、忘れ物を取りに行くのも走れば往復数分、寝坊しても余裕で間に合う、など良いことづくめです。もちろんスケジュール管理して忘れ物も寝坊も心配いらない人にとっては「ふーん」程度のことですかね…

  • 食事の心配がない

学生寮に入る人は全員、大学の食堂を利用するミールプランに強制的に登録しなければいけません。ミールプランとは、学費に含まれていて3種類のオプションがあります。

  • 一日に何度でも食堂を利用でき、好きなものを取り放題、ただし二つある食堂のうち一つの食堂のみ利用可能。大学内の売店や、もう一つの食堂で使える電子マネー付
  • 一週間で14回食堂を利用できる。二つある食堂どちらもいつでも利用可能。電子マネー付
  • 一週間で21回食堂を利用できる。二つの食堂利用可能。電子マネー付

 

食堂は基本的に朝から夜までずっと開いていて、好きな時に利用できます。自炊に時間をとられる心配がありませんし、自分の好きなものを好きなだけ食べても料金は変わりません。

 

  • 常に誰かが近くにいる、または人の気配がするので寂しくない

寮では一つの部屋を浸りまたは3人でシェアします。私が勉強している時にルームメートは友達と電話したり、あるいはテレビを見ていたり… ラウンジでテレビゲームをしている人、キッチンで料理している人などいつもどこかに誰かしらいるので、一緒に何かしなくても人の気配は感じたい、といった人におすすめです。

  • 国籍、言語を越えた友達ができる

私が寮に住んで一番よかったことです。私は3人のルームメートがいたのですが、3人目の彼女とはとても仲良くなれました。彼女はアニメやコスプレが大好きな女の子でした。コスチュームを見せてくれたりイベントについて教えてくれるだけではなく、友人関係や留学生としての悩みや思いを共有したりディスカッションもしました。彼女は私が持っていないものをたくさん持っている一方、弱さやコンプレックスも持っていました。しかしそれを乗り越える強さも持っていて、すごく尊敬できる友達です。彼女とは今でもメッセージや手紙を送り合っていて、遠く離れていても離れていない、そんな居心地のよい関係です。

 

 

デメリット

  • ルームメートトラブル

初対面の人間と同じ部屋で暮らすことでトラブルが起きるのは避けられません。例えば、

 

・彼氏・彼女を連れ込み夜中まで遊ぶ、または泊まらせる

・夜中に音楽をがんがんかける、注意しても止めない

・ゴミを部屋にためる

・掃除しない

 

小さなことかもしれませんが、これが毎日続く、注意しても止めてくれないとなるとストレスで髪の毛が全部抜けるんじゃないかというくらい病んできます。

 

対策としては、

・ルームメートと話し合う

・各フロアまたは各寮の責任者に連絡して対処してもらう

・部屋または寮を移動する、移動してもらう

 

などです。日本人は抗議するのを申し訳なく感じたり、関係がこじれてしまうのではないかと心配して、問題があってもため込んでしまいがちだと思います。しかし黙っていることは了承ととられてしまうので都合の悪いことはしっかり口に出した方が良いです。

ルームメートに直接言っても改善しない場合は寮の責任者(RAやRD)に連絡します。彼らが代わりにルームメートと話し合ってくれたり、どうすれば問題が解決するか一緒に考えてくれます。

 

  • 共同設備の使い方

寮生活をするうえでバスルームやラウンジはシェアして使うのですが、さまざまなバックグラウンドから来た人が一緒に生活すればいろいろなところで使い方の違いが出てきて、それがストレスになります。私が経験したものだと、

 

・トイレットペーパーを全部巻きだして地面に敷き詰める

・シャワー室で髪を染めて床が真っ赤

・廊下にアイスクリームが落ちたまま

・階段にポテトチップスが散乱

・机に靴履いたまま足をのせる

 

価値観の違いというのかただマナーが悪いだけなのか… 皆が使う場所はきれいに保つ、と教育されてきたのでこのようなことを平然とやる人に少しがっかりしたのと、いつも建物を掃除してくれる方に申し訳なく感じました。

 

  • シェアハウスよりお金がかかる

学生寮に住むとミールプランに登録しないといけないのですが、その費用がとても高いのです。食堂の設備や大量の食材をストックしなければいけず、年々その金額は上昇しているようです。その費用は一人暮らしの学生の食費一か月分の3倍程度はします。

しかし個人でシェアハウスを契約し自炊をすると、いくらでも節約することができます。自炊の手間を省き高い食費を払うか、手間暇かけても節約を優先するか、ですね。

 

  • 一人の時間がない

これは常に人の気配を感じられる、ことの裏返しですね。

 

・部屋でのんびり友達と電話したいのにルームメートが友達と音楽がんがんでダンスしている

・つらいことがあり誰にも見られずに泣きたいのにルームメートが話しかけてくる

・話しかけられることもないしお互い別々のことをしているけど、とりあえず一人になりたい、一人の部屋が欲しい

 

どれだけ仲が良くても自分だけの空間、時間がないとストレスが溜まってしまう私にとって常に誰かがそばにいることで息が詰まってしまうこともありました。

 

寮の選び方・決め方

 

大学のホームページで Residence, Housing などのページから寮の情報を知ることができます。各寮によって

・Quiet hours (音楽流すの禁止の時間)

・キッチンありなし

・Study room

・各部屋について(シングル、double, triple の部屋の個数)

 

が異なるのでしっかり確認することが大切です。また寮によって音楽やダンス好きな人、静かさを好む人が集まるなど特徴があるのでその学校に通っている知り合いに尋ねるのもおすすめです。

 

ルームメートの決め方

 

ルームメートは入学前と各学年終わりに申請することができます。

 

・ルームメート候補がいる場合

友達とルームメートになる約束をしている時は、寮の申請の際にお互いの名前や学生ナンバー、そして同じ寮の部屋番号を提出します。

・ルームメート候補がいない場合

特定の相手がいない場合、自分で部屋を選び、同じようにその部屋を選んだ学生とルームメートになります。

 

部屋の設備

 

寮の部屋に最初から備えられていたものは、

・間接照明

・机

・引き出し

・クローゼット

・ベッド

 

です。ベッドは高さを調節できます。腰掛けできる高さから、天井に手が届くくらいまで調節できましたが、柵がないのでベッドから落ちるのが怖くていつも壁にくっついて寝ていました。

延長コード、デスク用ランプ、ハンガーなどは個人で揃えなければいけません。洗濯機、乾燥機、バスルームは各フロアにあり共有です。洗濯は平日の夜、週末の午後は混むので私は毎週土曜日の朝8時ごろにしていました。お金は学費に含まれています。

キャンドルやアロマ、お香は火災報知器が反応するので使用できません。どうしても使いたい人は自己責任で…

火災報知器ですが、反応すると寮の建物全体に聞こえるようにサイレンが鳴り響きます。耳がちぎれるんじゃないかというほどの大きさで、全員外に避難します。シャワー中の人も寝ている人もどんな状況でも全員脱出です。真冬に雪が積もっている中、夜に外に出されたときはほんとうに凍えそうでした。火の用心。

寮への出入りは学生カードをスワイプ、各部屋は鍵がついています。よくカードを部屋に忘れたまま外に出て、寮に入れなくて誰かが開けてくれるのを待っている人をみかけます。誰かが開けてくれれば一緒に中へ入れるので防犯上どうなのかと思いますが… 

 

 

 

私の寮はこんな感じです。各大学によって設備は異なると思いますが、大学生活をイメージしていただけたら嬉しいです。

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